2010年4月13日

ブレード付きフック

ブレードにダブルフックを取り付けてみたところ、釣果としてはそれなりの効果があるようだったが、トラブルが発生してる分だけヒットに結び付かないキャストが無駄になっていると感じていた。
打開方法法を探していたところ、以前から気になっていた SBフック や コアマン と同じように、「フックにブレードを付ける」逆転の発想を見て試してみることにした。
SBフック が作られるまでの試行錯誤の過程を読むと、フックとブレードの距離や位置関係など、試してみないと判らないことが多そうだがとりあえず試作品として作ってみたので、その方法を紹介します。
ボールベアリングのスイベルは少し小さめの#3を用意してみた。
[ルアー]-[フック]-[スイベル]-[ブレード]の順番になる。
従って、フックブレードの負荷しかかからないので、リングの強度はあまり気にしなくて良さそうだ。
フックとスイベルをつなぐのは、ケブラーを使うことにした。強度とコシがあって扱いやすそう。
アシストフック用に買っておいた3号を使う。
出来るだけフックとスイベルの距離を小さくするため、前側のリングは外しておく。
ケブラーは3cm~4cmぐらいにカットして、スイベルに直接通す。
フックにはカルティバのST31 #6 を用意してみた。
写真では忘れているが、フックの軸に下巻きをしてから、ケブラーを重ねて巻いていく。
ローリングスイベルが、フックの軸と一直線に、グラグラしないように固定するよう注意する。
きれいに巻けたら、ヘッドセメントで固めてしまう。
熱収縮パイプをかぶせて荒隠しをしたら、ブレードを取り付けて完成。
通常のフックを、ブレード付きのフックに付け替えるだけなので、どんなルアーでも簡単に取り付け可能。
フックのサイズと様々な形状のブレードを用意しても面白い。

ダブルフックの時と比べてトラブルは少なそうだが、ブレード本体にだけバイトして、フッキングしないというのは多くなりそうだ。ローリングスイベルのサイズをもっと小さくすれば、フックとブレードの距離を縮めることができるので試してる価値はありそう。検証結果は、別の機会に報告してみようと思う。

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