2010年3月9日

百均で作る 飛ばしウキ

キャロライナリグはラインに中通しオモリを通し、スイベルを介してハリスとフックを結ぶ仕掛けです。


先端にセットしたワームをオモリのサイズに関係なくフリーの状態で泳がせることが出来るので、ウエイトを自由に調整して遠投でき、広いエリアを「線」で探るのに有効な方法です。
キャロライナリグは昔からバスの仕掛けとして有名ですが、メバルなどスローでアピールする場合は、オモリの比重が重要になります。
キャロライナリグで、ワームはフリーの状態でナチュラルに泳ぐ用にするのが重要です。
また、左右へのダートとゆったりとしたフリーフォールの動きも大切ですから、ワームはノーシンカーか、1g以下(0.5g位)のジグヘッドが適しています。

市販の飛ばしウキでは、様々な形状と比重の物が開発されています。
どれも素晴らしいのですが、1コ500円~1000円程度と高価すぎるので、ちょっと勿体ない気がします。
そこで探したのが、百均のアクリル製のビーズでした。
アクリル素材の比重は「1.2」と海水の「1.024」をよりも重いので、簡単にスローシンキングの飛ばしウキを自作できます。

そこで用意する物は

100円ショップで「ストーンアクリル」という商品名のアクリルのビーズを探します。中型で20個入り。
大型で12個入りでした。

アクリルビーズには、1.5mmのドリルで穴を開けます。
フローティングが欲しい場合はスーパーボール+調整様の鉛 を用意します。
ドリルで開けた穴には、絡み止めのパイプを通す。内径0.6mmのパイプには1.5mmの穴がピッタリでした。
トーンアクリルの両側には赤のピーズを入れます。
赤のピーズを固定するには、瞬間接着剤かグルーガンが便利です。
百均では、ホットボンドという名前で売っています。一つあると、何かと重宝します。
ビーズとパイプを固定すれば「百均飛ばしウキ」の完成です。
1個あたり10円~15円ほどでできあがり。ロストしても怖くありません。

計量すると
サイズ小で3.5g。
  サイズ中で6g。
でした。

2個連結し10g以上の飛ばしウキを造り、シーバスロッドで遠投も可能です。
パイプの長さが違うのは、ハリスの絡み具合をテストするためです。
天秤の作用でトラブル防止になるか検証したいと思っています。
きあがったウキは普通の飛ばしウキ以外にも、投げサビキ仕掛け用のオモリやフロートダウンショットリグとして使っても面白いでしょう。
さらに、こんな工夫をすればもっと便利なウキになります。

ナイトゲームで、内径0.6mmのパイプにラインを通すのは大変な作業です。
パイプの両端を、ライターであぶって潰しておくと、ラインを通すのはかなり楽になります。
長くパイプを残すのは、根ズレ対策と、天秤としてキャスト時のラインを絡みを軽減する目的もあります。
パイプの両端を、ライターであぶって潰しすのは、糸を通しやすくするだけでなく、ビーズを止める役目もありまする。
この方法だとホットボンドを使う必要がないので、コンパクトに作れます。
長いパイプがないと、連結用に準備すると使いやすいようです。
色々なパターンを作ってみたので、実践での強度と耐久性の検証をしてみたいと思っています。

1 件のコメント:

  1. 拝見させて戴きました(^^)
    素晴らしいです☆
    これなら不器用な私でも作れそうです(^^)
    有難うございました(^^)

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