2010年3月30日

早春のカラー

早春の釣りに強いカラーがある。そんな色の一つが、アムスデザインの「ギンクロ」だ。
不思議なことに、ゆっくりとsasuke120裂波を引くと、メバルやアイナメ、ショアのサクラマスが飛び出してくる。
25cm前後のメバルが120mmのルアーに食い付く。よほど魅力的に見えるのだろうか。
判っている理由の一つに、ローリングが強いルアーであること。側面のメタリックと、腹面のオレンジ色がハイピッチで切り替わると強烈なアピール力があるようだ。
ちょうどスピナーのブレードが回転したり、スプーンがきらめくのと同じようにも見えるからだろうか。


不思議なことに、アピール力が強すぎるのかスズキには実績の無いカラーでもある。だから、夏以降はお蔵入りとなる色でもある。

2010年3月23日

超軽量マイクロ遊動天秤

1gも無いようなジグヘッドを、3~5g程のオモリで飛ばす仕掛けでは、通常の天秤は重すぎて使えません。
ダウンショットリグや捨て錘のリグを組みたいとき、超軽量の天秤が有ると便利です。必要なのはサルカンと絡み止めのパイプだけですから、簡単で低コストで作れます。

    

用意する物は、
絡み止めのパイプ と 赤のピーズ です。
赤のピーズ は無くても作れます。あるとより綺麗。
パイプの太さに合わせてサルカンを選びます。
内径0.6mmのパイプには、7号で丁度良いようです。
サルカンを 絡み止めのパイプ に止めるのは、いつものホットボンドを使います。
出来上がりはこんな形になります。
ビーズを使えば、出来上がりはもっと綺麗になります。

2010年3月16日

百均で作る飛ばしウキ2

フローティングの飛ばしウキが必要なら、スーパーボールを使います。

同じく100円ショップでスーパーボールを探してみました。
直径2cm程の小は4g。
直径2cm程の大は12g。
でした。100円で10個入り。
アクリルビーズと同じように1.5mmのドリルで、穴を開け、絡み止めのパイプを通します。
絡み止めのパイプには夜光うきゴムを入れます。
絡み止めのパイプをは熱で溶かして、抜けないよう止めます。
浮力を調節するには、スーパーボールに穴を開けて鉛を埋め込んだり、ラインにスプリットシンカーを挟めばOKです。
応用編としては・・・。
これまで紹介したパイプの代わりに、アクリルビーズの穴にナス管を付ければスローシンキングのオモリも作れます。
スローシンキングですから、投げサビキ仕掛け用のオモリやフロートダウンショットリグとして使ってみてはいかがでしょうか?
様々な重さと比重のウエイトを用意すると、飛距離とスピード、アクションのバリエーションが広がります。

2010年3月15日

サーフにて

週末に鳥山が出ているのを確認したため、波が3m→1.5mに落ちるのを待って早朝に出かける。
4:30-5:30。残念ながら反応無し。ウエーダーの穴から海水も進入するため、落ち着いてキャストできない。
鳥山が出でいた場所には届かないが、次回はポイントを変えて別方向から狙ってみたい。

2010年3月9日

百均で作る 飛ばしウキ

キャロライナリグはラインに中通しオモリを通し、スイベルを介してハリスとフックを結ぶ仕掛けです。


先端にセットしたワームをオモリのサイズに関係なくフリーの状態で泳がせることが出来るので、ウエイトを自由に調整して遠投でき、広いエリアを「線」で探るのに有効な方法です。
キャロライナリグは昔からバスの仕掛けとして有名ですが、メバルなどスローでアピールする場合は、オモリの比重が重要になります。
キャロライナリグで、ワームはフリーの状態でナチュラルに泳ぐ用にするのが重要です。
また、左右へのダートとゆったりとしたフリーフォールの動きも大切ですから、ワームはノーシンカーか、1g以下(0.5g位)のジグヘッドが適しています。

市販の飛ばしウキでは、様々な形状と比重の物が開発されています。
どれも素晴らしいのですが、1コ500円~1000円程度と高価すぎるので、ちょっと勿体ない気がします。
そこで探したのが、百均のアクリル製のビーズでした。
アクリル素材の比重は「1.2」と海水の「1.024」をよりも重いので、簡単にスローシンキングの飛ばしウキを自作できます。

そこで用意する物は

100円ショップで「ストーンアクリル」という商品名のアクリルのビーズを探します。中型で20個入り。
大型で12個入りでした。

アクリルビーズには、1.5mmのドリルで穴を開けます。
フローティングが欲しい場合はスーパーボール+調整様の鉛 を用意します。
ドリルで開けた穴には、絡み止めのパイプを通す。内径0.6mmのパイプには1.5mmの穴がピッタリでした。
トーンアクリルの両側には赤のピーズを入れます。
赤のピーズを固定するには、瞬間接着剤かグルーガンが便利です。
百均では、ホットボンドという名前で売っています。一つあると、何かと重宝します。
ビーズとパイプを固定すれば「百均飛ばしウキ」の完成です。
1個あたり10円~15円ほどでできあがり。ロストしても怖くありません。

計量すると
サイズ小で3.5g。
  サイズ中で6g。
でした。

2個連結し10g以上の飛ばしウキを造り、シーバスロッドで遠投も可能です。
パイプの長さが違うのは、ハリスの絡み具合をテストするためです。
天秤の作用でトラブル防止になるか検証したいと思っています。
きあがったウキは普通の飛ばしウキ以外にも、投げサビキ仕掛け用のオモリやフロートダウンショットリグとして使っても面白いでしょう。
さらに、こんな工夫をすればもっと便利なウキになります。

ナイトゲームで、内径0.6mmのパイプにラインを通すのは大変な作業です。
パイプの両端を、ライターであぶって潰しておくと、ラインを通すのはかなり楽になります。
長くパイプを残すのは、根ズレ対策と、天秤としてキャスト時のラインを絡みを軽減する目的もあります。
パイプの両端を、ライターであぶって潰しすのは、糸を通しやすくするだけでなく、ビーズを止める役目もありまする。
この方法だとホットボンドを使う必要がないので、コンパクトに作れます。
長いパイプがないと、連結用に準備すると使いやすいようです。
色々なパターンを作ってみたので、実践での強度と耐久性の検証をしてみたいと思っています。